月経過多 甲状腺

スポンサードリンク

バセドウ病の人は無月経だから気楽でいい?

 

甲状腺ホルモンというのは体の新陳代謝をコントロールするホルモンです。

 

これが上がっていればエネルギーの利用が亢進して、体温は上がりやすい、やたら元気、食べても食べてもおなかが減るし、太らない。

 

そういう状況が発生します。

 

このため、意図的に甲状腺ホルモン剤を飲むことでやせようという人も現れます。

 

某国産の漢方やせ薬の中に甲状腺ホルモンがたくさん入っているということで厚生労働省が注意を喚起したことを覚えている方もいるでしょう。

 

 

このように、甲状腺機能が亢進すると、痩せたい、元気に成りたいと考えている人にとっては都合の良い状態が訪れます。

 

ただし、いいことばかりではありません。

 

短期間ならともかく、ずっと続くと次第に消耗していきます。

 

(実際問題、最初は症状が強くないのでだいぶ経ってから気づくことが多いので、多くの人は強い症状で悩みます。)

 

 

まず、いつも心臓バクバクした感じがありますが、心拍数が早くなるだけでなく、脈とびが起こることがあります。

 

いらいらしやすくなり、なかなか眠れなくなります、不眠症ですね。

 

体の代謝が亢進しているので夕方にはものすごく消耗するようになりますが、夜も眠れないので疲れが取れません。

 

 

次第に病的に痩せていきます。

 

ただ、ここはややこしくて、活性化亢進による摂食行動が新陳代謝を上回る人の場合は太ることもあります。

 

いずれにせよ、筋肉を消耗していくので筋肉量は落ちたデブになります。

 

振戦と言って、手がプルプルふるえるようになります。

 

 

生理はまばらになります。

 

腸管の運動は亢進するので下痢しやすいです。

 

ずっと放置したまま続いていると、消耗しきって寝たきりになるケースも少なくありません。

 

 

 

甲状腺ホルモンのたっぷり入ったやせ薬を飲み続けると同じようなことが起こります。

 

「月経過多が止まるらしいわよ。」

 

とかいう口コミで輸入元のはっきりしない漢方薬を飲んだら上に書いたような症状がある場合、甲状腺ホルモンが入ってる可能性が高いです。

 

危険ですから服用を中止して、内科か婦人科に相談してください。

 

スポンサードリンク

関連ページ

子宮筋腫
月経過多の原因として最も多いと考えられる子宮筋腫(器質的疾患として)について簡単な説明と都市伝説について
子宮内膜症
月経過多の原因の一つに上がる子宮腺筋症(内性子宮内膜症)、これでどうして出血が増えるのか、どうしたらいいのかのお話
肥満とホルモンバランス
月経過多の原因の一つがホルモンバランスの乱れ、それと密接に絡んでいるのが脂肪の量だったりします。
月経異常とは
月経過多の原因には器質性疾患によるものと機能性疾患によるものがあります。後者の場合、いわゆる月経異常の概念に含まれます。しかし、区別は明瞭にあるわけではなく・・・。
橋本病
甲状腺に対する自己抗体ができることで甲状腺機能が低下する橋本病、その合併症としても過多月経が問題となります。