月経過多 不妊

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月経過多の人は不妊症になりやすいって本当ですか?

月経過多の人は不妊症になりやすいって本当ですか?

 

・・・はい、それはほんとうです。

 

月経過多(過多月経)の人は何らかの器質的異常が存在する可能性が高いので不妊症になりやすいと言えます。

 

 

ここでも触れていますが、月経過多の原因の中で最も多いのが子宮筋腫、それも子宮の内腔内に突出したタイプの子宮筋腫です。

 

これは受精卵が着床するベッドである子宮内膜を内側から圧迫してゆがめているので着床しにくくなります。

 

また、生理の際の子宮内膜細胞のターンオーバーが障害されるので、子宮内膜は常に創傷治癒のための炎症状態であり、これもまた着床を妨げます。

 

子宮筋腫以外の月経過多要因も子宮内膜の増殖や剥離に影響を及ぼす疾患が背景に隠れていることが多いので、どうしても不妊症にはなりやすいといえます。

 

 

 

しかし、月経過多がそのまま不妊症につながるかといえば必ずしもそうではありません。

 

まず第一に、月経血の量は人それぞれです。

 

生理の時の出血量には人種差がけっこうあるのです。(これ、生理用品の会社の人に教えてもらいました。)

 

 

日本人を含むアジア人の場合には、月経時の出血量が60〜100mlでおさまるのが平均的な量ですが、ヨーロッパ系の白人の場合、150〜200mlの出血があってもごく普通だったりします。

 

この差の原因としては子宮自体のサイズが違うこと、子宮内膜の細胞の数にも人種差があることなどが考えられます。

 

 

髪の毛とかひげを考えてみてください。

 

日本人の黒髪と白人の金髪ではかなり毛の太さが異なり、密度も異なるでしょう?

 

細胞一個一個の核の大きさなどはそれほど変わらないのですが、それぞれの細胞が作り出すタンパクの量などが変わってきます。

 

白人の子宮内膜細胞はほんのわずかに大きいとしても、たくさん集まると結構な違いになります。

 

 

これらはあくまでも平均の話ですから、日本人の中でも、白人の中でもその数値が上や下に振れる可能性はあります。

 

白人の中でも東洋人に近い出血量の人もいれば、アジア人であっても白人なみに子宮内膜がボリューミーな人がいておかしくありません。

 

つまり、生理の時の月経血の量にはもともと個人差があって当たり前なのですね。

 

 

 

もしも生理の量が人から聞くよりも多いなと感じても、特に貧血や下腹部痛、生理痛などで悩んでいないのであればあまり心配する必要はありません。

 

不妊症になりやすいかどうか、これは子供を作ろうと思ってトライしてみないことにはわかりません。

 

その前から生理の量が人より多いのかもしれない、どうしよう、なんてあれこれ悩む必要はないですからね。

 

不妊症は、なってから考えましょう。

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