月経過多 治療

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月経過多を治すための手術ってどんなことするの?

 

月経過多はその原因に応じていくつかの治療方法があります。

 

外科的な手術ではどんなものがあるかについて簡単に説明します。

 

 

1.子宮筋腫の場合

 

月経過多の原因が子宮筋腫の場合、手術方法はいくつかあります。

 

 

一番シンプルなのは子宮をとってしまうという方法で、これは「子宮単純摘出術」といいます。

 

子宮筋腫の大きさなどにもよりますが、1〜2時間で終わる手術です。

 

(執刀時間としてで、麻酔を含めると手術室に入ってる時間はもっと長くなります。)

 

 

まだ妊娠して子供を産みたいという人の場合、子宮筋腫だけを切り取る手術があります。

 

筋腫核出術といいますが、これはどのぐらい手間がかかるかは筋腫の数とサイズ次第です。

 

 

子宮筋腫が子宮の内腔内に突き出してブランと垂れ下がったようになっている場合、可能であれば内視鏡などで切りとる場合もあります。

 

子宮頚部から膣腔内に突出している場合もあり、筋腫分娩といいますが、これもできるだけ茎の付け根のところで切り取るだけで子宮を傷つけないように手術することもあります。

 

 

2.子宮腺筋症の場合、

 

これはほとんどの産婦人科は子宮摘出術を勧めますし、それしかやっていないところは多いと思います。

 

しかし、筋腫核出術のように、子宮腺筋症部分だけを核出する手術を行っている期間もあります。

 

手で触って硬さで確認しながらの切除になるのでいささか修練を必要とするようです。

 

(私はやったことがありませんし、今は開腹手術からは遠ざかっています。)

 

 

3.子宮内膜ポリープの場合、

 

数が少なければ内視鏡化でねじ切って取り、数が多くて妊娠も考えていなければ焼灼術が行われることがあります。

 

とはいうものの、たくさんある場合はけっこうやっかいですから、貧血などの症状が強ければ子宮全摘術を勧められることもあるかと思います。

 

 

4.機能性月経過多

 

ホルモンバランスの問題での月経過多はホルモン剤や漢方薬の内服で治すのが基本です。

 

更年期など、ゴールが見えているのであればそれで数年持たせます。

 

しかし、なにも器質的疾患がなくても過多月経の症状があまりに激しくて貧血が命に係わるという場合には、とりあえず生理を止めて造血治療で貧血を改善して、それから摘出するという選択肢もあります。

 

(もちろん、もう妊娠するつもりはない状態であることが前提です。)

 

 

ということで、外科的治療(手術)についてざっくりと説明しました。

 

 

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