月経過多 検査

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月経過多で産婦人科に行くとどんな検査をされるの?

 

生理の出血が多い月経過多で病院に行ったらどんな検査をされるのか、気になりますよね?

 

具体的にどんな検査があるのか書いてみます。

 

 

1.問診

 

生理がいつごろからどんなふうに始まったのか、周期は何日か、生理の継続は何日かというのを初潮の時点から聞かれます。

 

いつごろから安定したのか、そして現時点のように出血が多くなったのはいつからか。

 

妊娠、流産、中絶、出産歴についても聞かれます。

 

もちろん卵巣手術や子宮手術の有無についても聞かれます。

 

 

めんどくさいと思うかもしれませんが、詳細に答えてください、この情報があるかないかでその後のスムーズさが違います。

 

理想を言えば基礎体温表を三か月分ほどつけてもって来てくださるのがありがたいです。

 

 

2.視診

 

たぶん、あかんべーしてくださいと言われます。

 

これはまぶたの血色を見ることで貧血があるかどうかをぱっと判断するためです。

 

男性なら顔色や唇の色である程度分かるのですが、女性はファンデーションで顔色隠しているし、口紅ついてますからね。

 

 

3.聴診・打診

 

心臓の音を聞くのも貧血の検査を兼ねます、貧血気味の人は心雑音が発生します。

 

肺や心臓に根本的な異常がないかどうかの確認は重要です。

 

腹部の触診や打診では腹腔内に問題がないかどうかを調査するとともに、腹筋の強さなどから漢方薬処方のための虚証と実証の判断もします。

 

 

4.内診

 

産婦人科に行くのが嫌だという人のほとんどがこれが嫌だからという理由ですよね。

 

中には、診察台に乗るときに「ええ!パンツも脱ぐんですか!」という人もいらっしゃいます。(;^ω^)

 

 

産婦人科は子宮や卵巣の病気を診るのがメインですから、これは基本的には回避できません。

 

でも、未婚の方に「ぜったい内診したくないです!」と言われれば、とりあえず最初の診察の時にはしないかもです。

 

 

5.超音波検査

 

おなかからプローブを当ててみる検査と、膣にプローブを入れてみる検査があります。

 

妊娠15週を過ぎた妊婦さんの場合はおなかから見るほうが普通ですが、妊娠していない人や妊娠初期の人は膣から見たほうが子宮や卵巣の具合は圧倒的によくわかりますので、産婦人科医はこちらを好みます。

 

 

でも、これも「そんなの絶対嫌です!」と主張していただければ、最初の診察の時は回避できるでしょう。

 

おなかから見ます。

 

ただし、この場合は膀胱に尿をパンパンにためておいてもらう必要があります。

 

 

6.尿検査

 

とりあえずはふつうの尿たんぱく、糖、鮮血などを診ます。

 

月経過多と言いながら、実は膀胱腫瘍からの出血だった、なんてことを見逃すわけにはいきませんから。

 

問診から、妊娠初期の出血が疑われる場合は妊娠反応も見ます。

 

 

7.血液検査

 

貧血の検査、そして出血傾向がないかどうかをチェックします。

 

一般的な生化学検査ですね、腎機能の検査もここで行います。

 

 

 

さて、初診の時に検査するのはとりあえずこんなところです。

 

ホルモンの検査とかしないのかって?

 

それは一般的な検査でそれが疑われるような数値がでたり、基礎体温表から検査したほうがいいとわかった場合です。

 

初診の時にはそこまで踏み込む検査はしません、ほかの病院で受診していてセカンドオピニオンということであればまた別ですが。

 

 

 

初診の時に内診や膣からの超音波検査を断った方でも、血液検査の結果で明らかな貧血があった場合には、次回には両方、検査します。

 

お腹からの超音波検査で明らかに子宮筋腫や卵巣嚢腫が見つかった場合は、初診の日に内診と膣からの超音波検査を勧められます。

 

というか、それなしでは診断も治療方針も立てられません。

 

 

なお、性行為の経験のない方の場合、内診の診察は膣ではなくて肛門から指を入れて行うこともあります。

 

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